
二店の整体院を展開し成功者への入り口に立ったあの日から6年、卓也は身内からの予期せぬ裏切りに遭う。
そこで手を差し伸べたのは二人のメンター。
一人は、不労所得を手に入れる方法を教える師、湯沢
もう一人は、圧倒的なビジネスセンスで巨額の富を作り出す師、石田
卓也は、石田と共に「他人のお金」と「他人の力」を使ってゼロから収入を生み出す“ウィナー”を立ち上げる。
それは卓也の想像を超えた怒涛の発展を見せ、成功は約束されたかに思えた。
ところが、やがて石田との関係が揺らぎ始め、“ウィナー”は衝撃的な事件へと発展する。
ごく普通の青年が、苦難を乗り越えて「成功者を生む偉大な成功者」へと成長する感動の物語。
※本書は『CHANCE』の続編にあたりますが、こちらから先に読んでも違和感のないように書かれています。

20代のとき、僕は人の価値は収入で決まるのだと本気で考えていました。
高収入を得て、価値ある人間になれば、きっと幸せな人生になるだろうと思ったのです。
「誰よりもお金持ちになる」を人生の目標に掲げ、収入を増やすことだけを追求していました。
実現する方法を本や成功者から学び、次々と目標を達成していきました。
おかげさまで僕の収入は増えていきましたが、しかし幸せにはなりませんでした。
お金でなければいったい何が「幸せの鍵」なのかと考えました。
僕は高収入の人たちが持っていないものを考えました。
それが「時間」でした。
お金に加えて時間も手に入れれば、きっと幸せになれると考えました。
それから不労所得について学び始め、ビジネス、不動産、証券の分野で資産を形成していきました。
数年して、ほとんど働かなくてもお金が入ってくる状態になりました。
ところが、やっぱり幸せにはなりませんでした。
それどころか次々とビジネス上の問題が出てきて、ストレスで眠れない夜をすごすことさえあったのです。
ここで僕はやっと自分の内面を見ることをはじめました。
つまり、幸せの鍵は外ではなく、内側になることにやっと気づいたのです。
この物語は、そんな僕の体験をもとに描きました。
主人公の卓也くんも、不労所得があればきっと幸せになれると考えて、
湯沢のもとで学び始めます。
(湯沢は、前作で卓也のメンターだった弓池の投資の先生です)
そして、僕と同じように、大きな問題に巻き込まれ悩まされます。
これは僕だけではなく、多くの成功者が体験する過程です。
ある経営者は「まるで自分の過去を振り返っているようだった」と言いました。
『DREAM』と『CHANCE』は成功者がたどる人生を描きたいと思い、
書き始めたシリーズです。
成功の最初のステップは、未来を思い描くこと。
イメージトレーニング大切です。
どうぞ『DREAM』で成功者の人生を疑似体験してください。きっとあなたの成功を加速させるでしょう。
また、この本には成功体験だけではなく、みんなが陥る“落とし穴”も書かれています。
もしあなたがこの本から学べば、落とし穴に落ちないですむかもしれません。
・・・たぶん、落ちるでしょうけど(笑)
- ○年後にお金の価値が半分になる
- 攻めの投資、守りの投資
- 人生が混乱しているときにしたらいいこと
- ビジネスで不労所得を得る3つの方法・・・委任、フランチャイズ、のれんわけ、販売手数料)
- 証券で不労所得を手に入れる方法
- 不動産で不労所得を手に入れる方法
- 自営業者の投資の心得
- 不労所得のための10のルール
- どのくらい資産を築けばいいか
- 複利の力を使う
- 現在と未来を表す“資産地図”
- ビジネスからの不労所得は不安定
- 投資信託の賢い選び方
- 専門家になるのではなく、専門家の人脈を持つ
- 不動産投資のビギナー病とは?
- 心の声を聞く方法
- “成功者”という役割を演じた結末
- 一緒にビジネスをして問題を起こすタイプ
- ニーズの合流地点で伝える
- 問題が起きる“人の集め方”
- 光と影の両方を見る
- サラリーマンこそ不労所得を目指すべき
- 調和した成功
- 見えない最大効果の投資とは?
- 分かち合いの中心になる

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