![]() |
|
![]() |
![]() |
|
|
||||
|
第4回 経験者や専門家を仲間に入れる勇気
執筆年
2001年
|
経験豊かな専門家を、あなたの大切なビジネスプランの共同経営者にするというと、あなたはどう感じますか? きっと多少なりとも恐怖感を感じるはずです。 もしかしたら乗っ取られるかもしれません。 口うるさく自分の意見を押し付けてくるかもしれません。 ただでさえ自分には経営の経験が無く不安を感じているのに、自分よりも有能であり、経験のある人に経営の一部の権利を渡すのは、とても心配ですね。 しかし、このような有能で経験のある、頭のよい人たちと一緒に仕事をすることができれば、必ず大きなメリットがあります。 「経験者」は あなたの会社に、これから起こる様々な問題を教えてくれます。 「専門家」は あなたが出来ない仕事をこなし、会社を支えてくれます。 もちろん、社員とは比較にならない大きな報酬が必要です。 時々自分の無知さを知らされることも多々あるでしょう。 しかし、これを恐れては、会社を立ち上げることは出来ても、経営で成功することは出来ません。 あなたも周りに自分と同等か自分以下の人間しか置かず、助言を聞き入れない”お山の大将”になっている経営者を知っていると思います。そういう企業はなかなか成長しないか、成長してもいくつもの問題を抱えていますね。 まず部下となってくれる人を探すよりも、自分以上の経営の経験を持っている人、財務や人事、ITなどの必要な専門家を探しましょう。 もちろん、人間的に信用できるかどうかをじっくり見極めることは言うまでもありません。 一人でも多くの人に会って、人を見る目を鍛えましょう。 ■2005年からのツッコミ■ 今でも同じ考えですね。 し・か・し・・・ 今だから言えますが、実はこれ、当時一緒にやるはずだった起業家から 「一人でやりたい」と言われてチクショーという思いで書いたものです。 直接相手に言えない為に、こんな風にコラムにしたんですね。 「せっかくここまで準備したんだから一緒にやりたいよう」と言えればよかったのですが、 相手に「どうしてもイヤです」と拒絶されるのが怖くて言えなかったんですね。 相手に読んでもらって「私が間違ってました」とか言って欲しかったのかもなあ。ふふふ。
|