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第6回 お金は人をダメにする?
執筆年
2001年
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「お金は人をダメにする」と言う意見には賛成できません。 決まってそういう人は貧乏な人です。 僕は経済的な幸せと心の幸せは両立できると信じています。 精神の幸福と経済的な幸福はシーソーの両端にあるものではないのです。片方が上がっても、もう片方が下がるものでは有りません。 ですからお金を得る努力と共に、人格を磨く努力も忘れてはいけませんね。(このあたりはまた今度書きます) お金で不幸になる人は、お金に支配されてしまう人です。 お金を支配する知識と考えを身につければいいのです。 経済的に裕福になると、もっと簡単に言えば、お金が手に入ると何が手に入ると思いますか? もちろん家とか車とかいい食事とか、そういうモノも手に入りますね。 ちなみに僕が一番感じているのは「心のゆとり」です。 お金が無い時はいつも落ち着きませんでした。 今月は後いくら残っているか。 来月は大丈夫だろうか。 アレを買うためにもっと節約しなくては。 こんな状態では自分のことで精一杯です。 昔、僕はボランティア精神が全くない人間でした。 人のことまで考えてあげる余裕が無かったのです。 僕もここ最近の1,2年になってやっと経済的に余裕が出てきたので、他人のことを真剣に考えられるようになりました。ちょうど今、ボランティア団体を設立しているのですが、もしタイムマシーンで数年前の自分が知ったら、まさか自分が近い将来そんなことをするなんてきっと信じられないでしょう。 好きな人と付き合うには、その人を否定したり避けていては相手は近寄ってきませんね。 だから、お金持ちになりたかったら、お金を徹底的に好きになりましょう。 いつもお金のことを考えましょう。 お金で何が手に入るかを考えましょう。 お金持ちの生活に触れてみましょう。 どうやったらお金が自分のところに流れてくるかを徹底的に考えましょう。 ■2005年からのツッコミ■ 自分も含めて人には「お金に関してのトラウマ」があることに気づき始めた頃ですね。 「ハピサク」について昔から言っていたことにちょっと感心。
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