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第14回 与えることを考える
執筆年  2001年   

画・ざむ姫

社員の採用面接に来る人は実にいろいろな人がいます。ほとんどの人はまず待遇について聞きたがります。
収入はどれくらいか。
休みはどうか。
終業時間はどうか。
保険はどうか。
こういう人に「あなたはうちの会社に何をしてくれますか」と質問するとすぐには明確に答えられません。
なんか都合が良くありませんか?

Give and Take
という言葉がありますが、よくできていますよね。
何で Take and Giveじゃないんでしょうね?
これは、とる(take)の前に与える(give)ことをしないといけないっていう意味なんでしょう。偶然かも知れないけど。

チャンスをつかむ人はまず与えることを考えます。
この人に自分は何ができるのだろうか。
なにか貢献できることはないか。

しかし、何がもらえるのかを先に考える人は結局は大した物を手にすることはできません。
あなたがどうも自分にはいい話がこないと思っているのなら、もしかしたらもらう(take)ことばかり考えているかもしれません。

誰かと会うときには、あなたがその人に何ができるのかを考えてみてください。


■2005年からのツッコミ■
われながらいいこと書いています。勉強になりました。(笑)


■2012年からのツッコミ■
これは成長の段階ですね。
Take and Give

Give and Take

Give and Give
があります。
与えることが好きになって、あえて取ることを考えなくても与え続けられるような状態です。
これは誰でもできている分野があると思うのです。
インターネットの掲示板で質問すると、みんな親切に教えてくれますよね?
あれなんてGive and Giveの状態です。
あなたがGive and Giveをしている分野はなんでしょう?

ちなみに、さらに次のステップもありますが何でしょう?



第13回 サービス・商品にこだわる人

第15回 水路を引こう


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