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第24回 出会いは連鎖する。
執筆年
2001年
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自分がまだそれほどの力がないときは、自分で出会いを作っていました。 誰かに会ったら必ず誰かを紹介してもらいました。 しかし、自分のレベルがアップしてくると自然と人に紹介されるようになります。「是非紹介したい人がいます、会ってみませんか」とお誘いをいただきます。 出会いが出会いを生むわけです。 しかもとても質の高い方との出会いです。 レベルの高い人たちは、他の人と協力して何か大きな、面白いことをするのが好きです。だからお互いがよい出会いを求めています。 成功していくとあるとき、自分が雲の上にひょっこりと顔を出したことに気づくときがあります。 今までと違う世界が広がっています。 人でぎゅうぎゅうの雲の下と違って遠くまで見渡せます。とても空いていて快適です。 そこには物やチャンスが余っています。 同じように顔を出している人達はみんな努力をしてきた人達なので付き合いやすく、おまけに人に何かをして上げるのが好きな人ばかりです。 経済的にもゆとりがあるので楽しい遊びがたくさんできます。 ではその雲の高さはどれくらいの高さだと思いますか? 上空1万メートルの彼方に見えますが、実は頭上1メートルくらいの高さです。頭上一面に雲があって青空を覆い隠しているので、ほとんどの人は青空があることを信じないし、自分には関係のない世界だとあきらめています。 だれでも、成功する考え方を身に付けて、自分も成功すると信じて、努力し続けているとひょっこりと頭が出ます。あっけないくらいに今までと違う世界が広がっています。 でもそこにたどり着くには人が嫌がる「人格の向上させる行動」を習慣にして向上しなければいけません。 もし、あなたも雲の上に頭を出したかったら、先輩ひょっこりさん達の考え方を真似ることです。 先日、出会いから生まれた楽しい出会いがありました。 「サーキットの狼」の作者である池沢さとし先生にお会いする機会がありました。何でかというと、池沢先生は今「週刊コミックバンチ」で「痛快マイホーム」という不動産に関する漫画を連載してるのですが、友人のさくら事務所代表の長嶋修さんが不動産の専門家としてアドバイスをするというのでお誘いいただき、ひょこひょこと付いて行ったんです。 僕は漫画は読まないのですが、時々輸入車雑誌でインタビューが載っていましたので実際にお会いできると聞いてワクワクでした。 長嶋さんは会う前には相当緊張しているようでした。 池沢先生は全く気取らない人で、そして人生を思いっきり楽しんでいるのがよく伝わってきました。 打ち合わせのあとは一緒にご飯なんかも食べちゃって最高に楽しかったです。長嶋さんは長年の憧れの漫画家と話せて大満足のようでした。 帰りに長嶋さんと電車の中でなんて人生って楽しいんだろうと話しました。 ※長嶋さんのHPにもこのことが書かれています。 この出来事は僕のこの月の大賞にきまりました。 出会いの連鎖ってすごいなあと思います。 ■2005年からのツッコミ■ 今思うと、「人格を向上させていた」というよりは、むしろ「考え方をプログラムしなおしていた」という感じですね。 自分の外側で何かを作り出すのに最適な思考方法と習慣を身に付けていた時代です。 そして、同じような仲間に出会うのは本当です。
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