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第28回 構えて、撃って、狙いを定める
執筆年
2001年
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僕とマンツーマンで起業準備に入ると、みんな今までの生活が急激に変化していくことに不安を感じるようです。 どうやら、僕はビジネスのスピードがやたらと早いようです。 それは新しいことにチャレンジするときに、 「構えて、撃って、狙いを定める」方式で鍛えてきたからです。 やったこともないのに、結果をあれこれと心配して時間をかけるよりも、まずはやってみて、結果を見てからやり方を修正した方が早いのです。 やってみれば感覚でわかるようになります。 なのに、多くの人は失うことばかり恐れて、成功する確率が100%近くにならないと始める決意をしません。そして、どうしてもやらなければいけないと言う時に、あせってしまい、経験したこともないことに手を出して致命的な失敗をしてしまうのです。 リストラされたサラリーマンが、再就職口が見つからず、生活費の必要から変なフランチャイズに手を出して財産を失った例を聞いたことがあるでしょう。 僕はみなさんにも「構えて、撃って、狙いを定める」方式をお勧めします。 まずは経験してみましょう。そうしたら、大体の流れがつかめます。自分に何が足りなかったか、どこを変えれば上手くいくかを考えて、もう一度チャレンジしましょう。何回か繰り返すうちに、誰でも上手くいくパターンに出会います。そしてビジネスのセンスが磨かれてくるのです。やがてすぐに、これは上手く行くとか、ちょっと難しそうだとか感じられるようになります。 「構えて、撃って、狙いを定める」方式の注意点を書いておきます。 1. 途中でよくないと判断したら潔くスパッとやめること! 2. 実行した記録(経営分析の数字など)をとっておくこと! 3. 1度や2度の失敗であきらめないこと! 成功はたくさんの試行錯誤(失敗)の中から生まれた突然変異です。 あなたの失敗から、突然変異の成功が生まれますように。 ■2005年からのツッコミ■ 今でも自分のやり方として使っています。 失敗を恐れる人にとっては役立つと思います。
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