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第35回 発想の逆転セールス
執筆年  2001年   

画・ざむ姫

今もいろいろな人に会っていますが、ビジネスで成功している人の多くはセールスの経験があるものです。そういえば「金持ち父さん」の著者のロバートキヨサキ氏もセールスをしていましたね。

その理由の一つにセールスは特殊な資格無しに高収入が得られると言う点が挙げられます。そもそも起業を目指す人なんて高収入にあこがれている人がほとんどだから、一度はセールスに手を出すみたいです。

セールスで成功する方法は2つが考えられます。
1つは数を追う正攻法。もう一つは発想の転換。

今は経営者になって成功している人は発想の転換で売上成績を上げた方が多いようです。

以前お会いした方は、やはり昔セールスをしていていろいろな所でトップになったそうです。感心するくらい奇想天外な発想のできる人なんですが、その中でも笑ったのが「犬に噛まれてオーダーを取る」と言う方法。
どうにかして売上を上げたい時に思いついたのが、大きな家を見つけてそこの犬を殴るのだそうです。当然そうすると犬は何だこの野郎!と噛み付きます。そうして飼い主に「お宅の犬に噛まれました。せめてうちの商品を買ってください」と言えば、絶対に契約してくれたそうです。
犬好きの僕としては許せませんが、起業家の僕としてはこういう、既成概念のブッ取れた話は大好きです。

基本的にセールスで成功するには必要な能力を練習し磨かなくてはなりません。それは、人間関係を短時間で作る能力、相手のニーズを質問して理解する能力、相手のニーズに合わせてこちらの要望を伝える話し方と言ったものです。こうした基本のスキルの上に、奇想天外なアイディアが重なればすごい結果が出るものです。
それはどうしても売上を上げたい。みんなと同じことをしていては一番になれない。何かよい方法はないかと頭を目一杯働かせて出てくるアイディアです。

必死に考えればあなたの既成概念もぶち壊せますよ。


■2005年からのツッコミ■
特にありません。
セールスをしていなくて成功している人もいますが、そういう人は、
地位や名声を使わずに人を動かす感覚を持っています。




第34回 成功する人は違う人種?

第36回 セールスで断られる必要


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