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第67回 成功した時を決める
執筆年  2002年   

画・ざむ姫

成功したいという方にはたくさん会いますが、成功が何かをちゃんと決めている人は少ないものです。

あなたの”成功”とは何ですか?
どういう状態が成功なのでしょう?


ものすごく当たり前な話ですが、成功の基準が決まってなければ一生成功できませんね。「成功したい成功したい」と言って永遠にさまよう成功ゾンビになってしまいます。あなたは「スリラー」を踊れますか?

オリンピックで金メダルを取りたいと言っても、どうなった時に金メダルが取れるのかを分かっていなかったらどうでしょうか? まずその人は金メダリストになることは出来ないですよね。頑張っていればオリンピックで金メダルがもらえるでしょうか? 違いますね。金メダルを取るにはオリンピックのどれか一つの種目で一番になればいいんですね。そういう明確な成功の基準があるからアスリート達はすごい努力をしているのです。そして、一番になって金メダルをもらったとき、目標を達成し、成功した!という達成感を味わうことが出来るのです。

また、金メダルを取った選手の周りには必ずコーチや応援している人たちがたくさん居て、一緒に涙を流して喜んでいます。
彼らは選手一人を勝たせる為に、協力してきた人たちです。もし、協力者が一人も居なかったら、金メダルを手にすることはできなかったでしょう。
明確な成功の基準(目標)を持っている人は、周りの人から助けてもらえるのです。逆に言えば、目標の決まっていない人にはなかなか協力者は現れないということです。協力のしようがありませんね。

どんな状態になった時、どんなものを手に入れた時に成功といえるのでしょうか?まだの人は必ず書き出してみてください。
それがあなたの成功であり、あなたの目標です。
成功の明確な基準があなたのやる気を引き出します。
そして、それは人に協力してもら為の最低条件です。

■2005年からのツッコミ■

■2011年からのツッコミ■
これを書いている時の僕は「ゴール思考」でした。
ゴールした時に、自分を認められ喜べる考え方です。
そのひとつ上の「プロセス思考」は、階段の一歩、一歩を楽しむ考え方です。
苦しんで頂上を目指してる人も応援されますが・・・
楽しんで頂上を目指している人は、みんなが憧れます。
そして、一緒に登りたいと言う協力者も沢山現れるんですね。



第66回 セミナーで話す側

第68回 質問を遮らない


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