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第73回 真実味のある数字
執筆年
2002年
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売り方に関しての話。 僕はチラシやHPの表現にはいつも気を配っている方だと思います。 広告を見るのが好きです。中にはやるな~と感心させられるモノもあれば、アホだなあと思うものも時々あります。 この前、化粧品か何かのチラシにこんなことが書いてありました。 「1万人にものぼるお客様にご愛用いただいています」 ふーんと鼻で笑いたくなる感じじゃないですか? インチキくさ。本当に1万人なの?って疑いたくなります。 真実味がありません。 こういう場合は、 「9926人(1月31日現在)のお客様にご愛用いただいています」 とすれば真実味が出るのです。 これが説得力につながります。 さらにこんな風にすると面白いですね。 「9926人(1月31日現在)のお客様にご愛用いただいています。 その内、7659人の方が「大変良い」と答え、1522人の方も「今までより も良い」と効果を実感して頂いています」 逆にこれはいかにもごまかしている感じがします。 「約1万人のお客様にご愛用いただいています。 内、約8千人の方が「大変良い」と答え、約2千人の方も「今までより も良い」と効果を実感して頂いています」 見積もりの金額も100万円ではなく、1,025,080円の方がちゃんと計算したという印象が出るものです。 売上UPにはこういった演出が大切です。 ■2005年からのツッコミ■
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