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第90回 ワールドカップを観まくる
執筆年  2002年   

画・ざむ姫

2002年に日本で行われたワールドカップは、毎日のように見まくっていました。
経営者になってよかった~という幸せを噛みしめたものでした。

そして、大阪まで行って日本×チュニジア戦も見てきました。やっぱりあの会場の雰囲気は最高ですね。普段は日本人同士は素っ気無いのに、あの時ばかりはみんな仲間になってしまいます。ゴールを決めた瞬間には知らない人と抱き合っちゃったりしてね。
勝利を収めたその夜は大阪の町で青いユニホーム姿のサポーターと出会うたびにニッポンコール。楽しかった~。

経営者になってよかったと思うのは、自分の好きなようにスケジュールが決められると言うことです。
僕はサッカー好きです。Wカップは4年に一度のお祭りです。
日本でWカップの試合を観れることは、生きているうちは2度とないでしょう。だから、何よりも優先しました。
予定表には一番先にWカップの予定を書き入れました。予選で見たい試合のいくつかと、決勝トーナメントのほぼ全てを見られるようにスケジュールを入れました。
有難いことに、僕の周りには「仕事とサッカーとどっちが大切なんだ!?」なんてバカな問い詰めをする人は誰もいません。
まあ、そういう人とはお付き合いもしませんけどね。
人の価値観を認められない人とは付き合わないという選択もできるのが経営者の良いところ。

普通の会社勤めならこういうことは難しいでしょう。出来たとしても、同僚に申し訳ないと思いながら心苦しくこの一ヶ月を過ごすのでしょう。
上司や同僚を選ぶことも難しいでしょう。

ああ、なんて幸せ。
幸せは、確認するたび増幅します。

同じ仲間がいるということも幸せです。
友人の松原氏もサッカー好きなので、彼もWカップを優先していました。時には松原さん宅にお邪魔して一緒に観ちゃったりしていました。
松原さんはブロジェクターを持っていて、100インチくらいの大画面で見れるんです。BOSEの最新の5.1ch音響システムで大迫力です。

一人で成功していたら、平日の昼間にサッカーを見れる人は少ないはずですからきっと孤独に観戦する事でしょう。でも周りにも成功した人がいると一緒に楽しい時間を共有できるのです。

道のりは大変なことも多いけど、でも成功するってやっぱり幸せです。



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