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第110回 余裕があるとどんどん上手く行く
執筆年
2003年
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以前ここでも書いた整体院ですが、HPが完成しました。 整体院の案内ではありません。参加している起業家がビジネスの中で得た「学び」を書くためのページです。 起業生中継HP 僕もこの整体院の事業を通して沢山のことを学びました。 中でも実感したのがこれ。 「余裕があるとどんどん上手く行く」 今回は起業を上から見た話を書こうと思います。 投資する自分がカツカツの時には、ついあせってしまい、目の前のお金を手に入れようと起業家に不要なプレッシャーをかけてしまいます。 ただでさえ起業家は大きなプレッシャーの中にいますから、投資家からもプレッシャーをかけられると完全にバランスが崩れます。 冷静な判断が出来なくなり、アイディアも出ません。精神的につらくなると、モチベーションが保てなくなり、接客に悪影響が出ます。 上手くいかせるためには、そういう不要なプレッシャーをかけずに、 「この人が成功するには自分は何をすればいいか」 に集中すると、”事業の繁栄にまっしぐら”になります。 ・彼らが出来ることは何もしない。 ・学ぶチャンスを横取りしない。 ・足元ばかりを見ている時はゴールを思い出させる 【彼らが出来ることは何もしない。】 僕は手助けは極力しないようにしています。 やるとしたら手助けではなく、シナジー(相乗効果)が生まれることだけ。 後は全部任せます。その代わり責任も取らせます。 それで「何もしてくれない」「自分ばかりやらされる」と不満を言うようなら 起業家ではありません。 シナジーが生まれることと手助けの見分け方はまた今度機会があれば書きましょう。 【学ぶチャンスを横取りしない。】 起業家は当然、間違いや失敗をすることがありますが、それをいちいち教えては いけません。失敗は学びの最高チャンスです。 落とし穴を全部教えていると成長せず、依存型になってしまいます。 経験する必要のない無駄な失敗だけを教えてあげます。 【足元ばかりを見ている時はゴールを思い出させる】 ビジネスをはじめると、どうしても日々の業務に捕らわれてしまい、大きな目標が見えなくなります。そうすると、ゴールから遠回りをしていることがよくあります。 そこで 「あなたの人生の目標は何でしたか?」 と質問してあげると、ハッと気付いて自分で方向修正するものです。 こういったことを気をつけていると、起業家は成功のためにぐんぐんと眠っている力を呼び覚まし、短期間であっという間に「成功する人」になるのです。 そして、「成功する人」に囲まれている状態はとても気持ちがいいのです。 今回は起業家を育てる側から見た話でしたが何か参考になる部分があったでしょうか。
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