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第123回 より高いレベルに上がって幸せになる方法
執筆年  2004年   

画・ざむ姫

幸せに限界はあると思いますか?

「なんて幸せなんだろう。もしかしたらこれ以上の幸せはないかもしれない」
これから後は失うだけですから、これは大きな恐怖です。
誰でも一度くらいはそんなふうに感じたことがあるかと思います。

その恐れは正しいとも間違いとも言えます。

なぜならば自分の幸せは自分で限定できるから。
思ったことが現実するだけです。
だから、これ以上の幸せはないと思えば、今よりも幸せは訪れることはありません。

しかし、本当のところ幸せは果てしなく無限に続いています。
自分の中の幸せを感じる障害を取り除くことで、幸せの感度を上げることができます。
そして、あなたが愛を与えれば、あなたが幸せになります。
より高い愛を与えればさらに幸せになります。
愛は無限に高まるものなので、あなたは無限に幸せになることができます。

恐怖と愛を図にすると愛に上限があるように見えますが、本当は天井知らずに上に続いています。
無限に幸せになれるなんて幸せですね。
これに気がついたとき、僕は体が震えるほど嬉しくなりました。

さて、無限に幸せになれることを理解できたら、どうやってレベルを上げるかと言う話に入りましょう。

まずは、今よりも自分はもっと幸せになれる生き方があることを知ることです。
生存競争の上には共存共栄の世界があり、
共存共栄の上には相互奉仕の世界があります。
もし今でもそれなりに幸せだと思っていても、さらに幸せになることができます。


次に、今よりも幸せな生き方にあこがれてください。
ただし、無理にあこがれて進もうとする必要はありません。
誰でも自然に上の世界に行きたくなる時期があるものです。
今のままで十分だと思うなら、そう思うことにも意味があります。
例えば、オレンジとレモンがあったとして、甘いほうを選ぶには、レモンがすっぱいことを知っている必要がありますね。
これから自分の意思で甘いオレンジを選択するには、レモンを食べて味わうことが必要なのです。
今が十分幸せで、今以上を望んでいないのなら、今のあり方をもっと味わう時期なのだともいえます。

次に、今よりも上のレベルに行きたいと思ったならば、今すぐその自分を選択しましょう。

より良い自分の存在を知った今、あなたは今この瞬間にその自分でいることができます!
よりよい自分を想像できれば、その瞬間にその生き方を選べます。
どんな自分で「在る」か自由に選択できるのです。

「なる(成る)」と「ある(在る)」
同じようですが、ちょっと違います。
「なる」は今は違うけどこれからそうなるということ。
「ある」は今その状態であるということ


今あなたは、たくさんの違う自分を知っています。
親切な自分、
けちな自分、
慈愛に満ちた自分、
罪悪感に満ちた自分、
他人と争う自分、
すべての自分が今同時進行で存在していると思ってください。

この瞬間に、奪い合い、競争し、争い、批判し、逃避する行動を選べます。
同じように、許し、与え、愛し、育み、癒し、包み込む行動を選べます。

あなたの中にはこれらのすべての行動をするたくさんのあなたが存在しています。
その中から、「より自分らしい自分」を選べばいいのです。
自分がもっと幸せになれる、より愛に近い自分の在り方を選んでください!

何の苦労もなく、それができる場合もあるでしょう。
中には、自分の中の何かや他人や状況が邪魔をして足を引っ張り、どうしてもそこにいけないというときも出てきます。

次回はそういう難しいときにどうしたらいいかをお伝えしましょう。

3つのレベル 3.相互奉仕



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