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第127回 「受け取る」は「与える」
執筆年  2004年   

画・ざむ姫

以前アシスタントをしていた高橋さんがとっても良い日記を書いています。
【感謝、感謝の日記】
本人の談によると、書き始めてからとてもよい事が起こっているそうです。
見習おうと思いました。
当然ですけど大切ですね。

ビジネスで成功している人でかつ幸せな人には共通点があります。
それは”感謝の達人”だということです。

たとえ話で考えてみましょう。
3人の物乞いがいました。
あなたは3人にお金を恵んであげました。
すると、
一人目は「ありがとうございます」と感謝しました。
二人目は当たり前だと考えて何も言いません。
三人目は「これっぽっちか、少ないなあ」と不満を言いました。


あなたはだれにもう一度あげたくなりますか?
一人目の物乞いにもう一度あげたくなりますよね?

感謝はチャンスを引き寄せます。

ではあなた自身が報酬をもらったときはどうでしょう。
「ありがとうござます」と言う人とでしょうか?
当たり前だと考えて何も言わない人でしょうか?
「少ないな」と不満を言う人でしょうか?

お店のレジでお金を支払うときはどうでしょう。
「ありがとうござます」と言う人とでしょうか?
当たり前だと考えて何も言わない人でしょうか?
「もっとサービスをしろ」と不満を言う人でしょうか?

朝、目覚めた時はどうでしょう?
「今日も生きている。ありがとうござます」と言う人とでしょうか?
当たり前だと考えて何も言わない人でしょうか?
「また一日が始まる」と不満を言う人でしょうか?

奥さんがご飯を作ってくれたとき、
「ご飯を作ってくれてありがとう」という人とでしょうか?
当たり前だと考えて何も言わない人でしょうか?
「もっと美味しいものが食べたい」と不満を言う人でしょうか?

従業員に対して
「いつも働いてくれてありがとうござます」と言う人とでしょうか?
当たり前だと考えて何も言わない人でしょうか?
「もっと働けるだろう」と不満を言う人でしょうか?

多くの人は大切な贈り物を受け取っていません。
受け取るということは意外に難しいものです。
まず、そこに素晴らしい贈り物があることに気づきません。
実は今この瞬間にも、あなたの周りにはたくさんの素晴らしい贈り物でいっぱいです。
ところが、目に見えないために、ほとんどのプレゼントに気づいていないとしたらどうでしょう?
そのために受け取れていないのです。
もったいないですね。

そして、贈り物はいつもありがとうと感謝しないとなくなってしまいます。
感謝とはそこにあることを認めることだからです。

誰かが「あなたの問題点はこういうところだね」と教えてくれたとします。
その時、もし「いや、それはこうだからです」と反論したらどうでしょう?
相手はあなたに教えることが嫌になってしまいます。

感謝して、常にたくさんのものを受け取りましょう。
みんなが気がついていないそこら中に充満しているプラスのエネルギーを受け取って、それを他の人にも分けてあげましょう。
その過程で、結局は「受け取る」は「与える」とイコールだということに気がつくでしょう。
そうなったら成功してどんどん良い方向に向かいますよ。



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