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第137回 夢が教える
執筆年
2004年
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今日は、妻と食事をしていて、何かの理由で僕は怒り狂い、席を立ち去ってもう離婚してやる!と心の中で思う夢だった。 朝6:30にイヤ~な気持で目が覚めた。 嫌な夢では誰かに怒っていることが多い。 「怒ってはいけない」と教えられてきたので、怒る自分を見逃しちゃう。 そんな自分はよくないから、抑圧しちゃうわけです。 怒り以外にも、寂しい気持とか、恐れもつい見過ごしてしまう。 それが夢に出る。 そして目が覚めて自分がこんなに怒っていたんだと驚く。 面白いことに、相手は違うし、状況も違う。 本当は妻に怒っているのに、夢の中では高校の同級生に怒っていたりするし、事件も現実とは全く関係が無いことが多い。 潜在意識は誰かに対してというよりも、感情そのものをどうにかしたいらしい。 体も一緒になってあの胸のあたりの嫌な感じで意識に訴えてくる。 そういえば、時々激怒している夢を見る。 どれくらいの激怒かと言うと、相手を怒鳴りつける。 それが暴力にまで高まって殴りつけたこともある。 衝動的で止められない。 起きて意識が働いているときには、潜在意識の欲求をコントロ-ルしているけど、 眠ったときは潜在意識がのびのびと活動を始める。 そして、意識に押し殺された感情のエネルギーを発散させようとする。 最近では随分慣れてきて、そういった潜在意識のサインを見過ごさないようになった。 朝、チエコに腕を押してもらって筋肉に聞いてもらう。 言葉ではなく、筋肉だと意識を潜り抜けて潜在意識が答えをくれるから。 (バイオフィードバックを知らない人は何をいっているのか分からないかもしれませんがごめんなさい) 感情のエネルギーはなくなることはない。 もし、怒りでも悲しみで、それを無視して押し込めたとしたら、必ず体のどこかに蓄えられている。 いつか解放されることを待って溜まっているもの。 あまり溜めておくと、病気になる。ガンが典型的な例。 もし、あなたが感情的な夢を見たら、放っておかないで欲しい。 無視しないで感じてくれという自分からのサインだから。 ★今日できるハピサク道 夢の意味を考える
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