
↑この絵は僕が2年ほど前に書いたものです。
Jacoさんが「がまんとくっつきの感想掲示板」にこんなご質問をくださいました。ぜひみなさんにシェアしたいと思い、こちらに転載します。
グサリと傷つく
| 「がまんとくっつき」を学ばせていただいております。 当初は「がまんが8、くっつきが3」でした。 ワークをやっていく最中に幼少の辛い体験など思い出して 余りにも辛かったのでしょうか? 身体が受け付けなく、異常に眠くなり寝てしまいました。 今までキチンと向き合っていなかった(向き合いたくなかった) からだと思います。
その後、3ヶ月目にもう1回テストしてみました。 その時は「がまんが3、くっつきが2」でした。 私的にはそういった自覚が余り感じられなかったのですが、 ここ最近ちょっと困った事があります。
それは 「今まで全然平気だったことが、急に自分のハートが敏感に傷つきやすく なってしまいました。」 結構、困っていたりしています。 自分でも何で?と驚いているのですが「がまん」していた部分の変化なのでしょうか?
矛盾するのですが、自分で今まで通り「がまん」しようとする自分がいるのですが、状況が変わって前みたいに「がまん」出来なくなっている自分がいます。
「傷つく」に関して何か対処法がありますか?
よろしくお願いいたします。
<犬飼ターボの返信> |
| | jacoさんはよろいを脱いだのですね。 おめでとうございます。
本当に今までなら、どうということもなかったことなのに、悲しくなったり、心が敏感に反応するんですよね。
もともと傷つく自分がいて、自分を守るために「がまん」というよろいを着ていたのでしょう。 そのよろいを手放せば、傷つく状態になるのが自然です。
さてどうしたらいいかですが、まずひとつめは、その感情をしっかり感じること。 ただ「傷ついた」とまとめるのではなく、 「悲しい」 「寂しい」 「裏切られた気がする」 「見放された感じ」 「分離した感覚がある」 「のどがつまって言いたいことが言えない」 「怒られて、縮こまっている感じ」 など、自分がどんなふうに感じているのか、自分の内側にいる小さい子供に話しかけるようにして聞いて、感じてあげてください。 そうすると、過去に似たような体験をしたことを思い出すことがあります。 本当はどうしたいのかが分かることもあります。
もうひとつ、やっていだきたいのは、 傷ついたと感じたならばそれを表現してみてください。 「悲しい感じがします」 「寂しく感じます」 今までに感じないようにしてきた感情を、伝えるのは最初は難しいと感じるかもしれませんが、やってみるととても気持ちがいいことが分かります。 仕事の関係では難しいなら、家族や親しい友人からはじめてみてください。 これは深いレベルでつながれるコミュニケーションです。人間関係が一歩先に進みます。 僕は妻とこれができるようになって、夫婦関係がとってもよくなりました。愛が深まります。
がまんタイプがよろいを脱げたなら、共存のステージまではそんなに遠くはありません。 平和に包まれたあなたの心はもうすぐそこで待っていますよ。 |
と、以上のように掲示板では返信させていただきました。
意識が次のステージに成長するとき、それまでのありかたを捨てなくてはいけません。
それがちょっと怖くて、苦しいと感じるんですね。
※参考:ハピサクマップhttps://inukai.tv/course/explan.htm
「調和」に進むということは「がまん」をやめるということ。
「がまん」を演じていると心を麻痺させているので傷つかなくて済みます。
しかし、同時に本当の自分の心に触れていないし、自分の心に触れていないから他人の本当の心にも触れることができません。
自分の心に触れるというのは、とても嬉しいことです。
写真の僕が書いたハート絵のように、心にはいろいろな色の部分があります。
全部をやさしく触って慈(いつく)しんであげると、
「あぁ弱い部分も強い部分も、これが全部で自分のハートなんだな」
ということが分かりますね。
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