![]() |
|
![]() |
![]() |
|
|
第1回 第一歩は目的地を決める
執筆年
2001年
|
僕は幸いにも24歳くらいの時に、どんな自分になりたいかをイメージする大切さを教えていただきました。そして成功を心から望めば本当に成功することを身をもって体験することが出来ました。 最近、つくづく恐ろしいと思うのは、周りの友達の人生も彼らがイメージした通りの結果になっている、ということです。僕の友達にはサラリーマンで時間もお金もないと不満を漏らす人が沢山います。 彼等は望んでいなくてもいつの間にか、人生のわかれ道でイメージした目的地に通じる道を選んでいるのです。 「普通の生活」をができればいいと思っていれば、途中の分かれ道で「普通の人と同じ道」を進んでいきます。 例えば、世の中の多くの人が就職してサラリーマンになります。しかし会社に入る前の学生の時に、誰でも進路を決める時期がきます。その時に、就職してサラリーマンになるという以外の自分をイメージしていなければ、みんなと同じ、就職という一見「正しい道」を選択していくことでしょう。 このサラリーマンという道を進んで、将来、幸福だな、正解だったなと感じるのであれば問題はありません。 しかし実際は、自分の望む道ではなかったと気づき、後悔することもあるのです。 自分がどうなりたいのかをしっかりと自分でイメージしていないと、みんなが進む方向に一緒に進んでしまいます。 本当にあなたがが望む自分を、素直な心でイメージしてみましょう。 世の中の良識で自分を押さえつけないようにして下さい。お金持ちになりたければ、「お金持ちになりたい!!」と大声で叫んで構わないのです。 それがあなたの目的地です。目的地がはっきりしたら、これからはそこにたどり着く道をたどっていけばいいだけです。 ■2005年からのツッコミ■ セルフイメージは大切ですね。 このときの僕は、たしかに「経営者のほうが幸せな人生だ」と思っていましたので、「経営者になれ」風な書き方になっています。 しかし、サラリーマンがいけないわけではありません。幸せかどうかは経営者かサラリーマンかで決まることではありません。そこだけ気をつけてください。
|